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カヌーを漕ぐことはハワイの人たちにとっては国技と言っていいでしょう。そこには先人たちがどのようにしてハワイ諸島にやってきたのか?壮大なスケールの古い伝説を信じる事から始めなければなりません。
西洋人は15〜17世紀の大航海時代に世界中の海を渡って植民地を広げていきました。彼らは新しい島を見つける度に「私が発見した」といいます。しかしその1500年以上も前からポリネシア人たちはポリネシアン・トライアングルと言われるハワイ、ニュージーランド、イースター島をむすぶ太平洋の全域をカヌーで渡り、島々へ移住を続けていました。 

全てのカヌークラブが日本から来た旅行者を受け入れて下さるか分かりませんが、キヘイ・カヌークラブでは日を決めて日本の方たちに無料でパドリング体験させてくれます。

もしあなたがそういうチャンスを得た時は必ずオファリング(お返し・寸志)をお渡しするのを忘れないでください。そしてクム(先生)とかカフ(長老)とよばれるリーダーへの敬意はそこに参加する全員が示しましょう。日本人のいいところである無償のサービスは、外国では殆ど無い習慣なので日本の文化を知らない人は気を悪くする方がいらっしゃるかもしれません。かといって過剰な金額を渡すのもかえって失礼になる場合があります。例えば日本のお塩や聖水をカヌーに乗る前に軽く掛けたり、カヌー漕ぎを手伝って下さる若者たちへドーナツのようなものを配ったりとかお金でなくてもいいのです。異文化に接するときはそれを理解しようとする積極性がとても大切なのです。

カヌーイングの詳細はそれをよく知る人にこの続きを書いて頂きますので現時点(2013/12)ではごこの辺で勘弁ください。

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